俳句フォトエッセイ2025.12.12神の留守此処で会つたが百年目小山正見「似てるなぁ」間違いない!声を掛けるとやっぱり彼だ。臨海線の大井町のホーム。地下へ地下へとエスカレーターを乗り継いでいく、あのホームだ。しかも端っこ。ぼくは、東京ビッグサイトで行われている「文学フリマ」に行く途中だ。彼は幕張で行われているゲームマーケット2025に向かう途中だと言う。「昨日は出店したが、今日は遊びだ」と笑う。彼の名前は大山功一。ポケモンカードゲームの創作に関わり、業界では知る人ぞ知るレジェンドである。最近は自作のカードゲームの創作を中心に活動している。ぼくは彼の「タルカ」という単純だが、逆転の発想のゲームに驚かされた。ぼくの「咲満ちて小山正見の俳句フォトカルタ」は大山さんが作ってくれたものだ。彼も元住吉に住み、しょっちゅう会っている仲なのに、「何でこんなところで!」縁は不思議としか言いようがない。文学フリマは相変わらずの大盛況だった。ぼくが腕につけたバンドの番号は16211。これが午後2時頃だから2万人超の参加者があったと思われる。活字離れと言われて久しいが、まだまだ本は生きている。学生の文学同好会もあれば、老人が一人で座っているブースもある。イラストやアクセサリーまで販売されている。どのブースもそこそこに売れているようで、中には、「完売」の札を出し、早々に店仕舞いしている所もあった。店の数はざっと3500!ここに来ないと手に入らない本も多いのだろう。ぼくは遠藤宏さんという写真家の『トタン工場へようこそ』という小冊子を買った。この方は、全国の「小屋」の写真を撮り続けている方。視点が実におもしろい。「マニアックな本を探すならここしかない」というのは実感である。現代俳句協会や俳誌「青麗」のブースもあった。高田正子先生にお目にかかれなかったのは残念だった。来年は、ぼくも出してみようか(笑)
「似てるなぁ」
間違いない!
声を掛けるとやっぱり彼だ。臨海線の大井町のホーム。地下へ地下へとエスカレーターを乗り継いでいく、あのホームだ。しかも端っこ。
ぼくは、東京ビッグサイトで行われている「文学フリマ」に行く途中だ。
彼は幕張で行われているゲームマーケット2025に向かう途中だと言う。
「昨日は出店したが、今日は遊びだ」
と笑う。
彼の名前は大山功一。ポケモンカードゲームの創作に関わり、業界では知る人ぞ知るレジェンドである。
最近は自作のカードゲームの創作を中心に活動している。
ぼくは彼の「タルカ」という単純だが、逆転の発想のゲームに驚かされた。
ぼくの「咲満ちて小山正見の俳句フォトカルタ」は大山さんが作ってくれたものだ。
彼も元住吉に住み、しょっちゅう会っている仲なのに、「何でこんなところで!」
縁は不思議としか言いようがない。
文学フリマは相変わらずの大盛況だった。ぼくが腕につけたバンドの番号は16211。これが午後2時頃だから2万人超の参加者があったと思われる。活字離れと言われて久しいが、まだまだ本は生きている。
学生の文学同好会もあれば、老人が一人で座っているブースもある。イラストやアクセサリーまで販売されている。どのブースもそこそこに売れているようで、中には、「完売」の札を出し、早々に店仕舞いしている所もあった。
店の数はざっと3500!ここに来ないと手に入らない本も多いのだろう。
ぼくは遠藤宏さんという写真家の『トタン工場へようこそ』という小冊子を買った。この方は、全国の「小屋」の写真を撮り続けている方。視点が実におもしろい。
「マニアックな本を探すならここしかない」
というのは実感である。
現代俳句協会や俳誌「青麗」のブースもあった。高田正子先生にお目にかかれなかったのは残念だった。
来年は、ぼくも出してみようか(笑)