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季語新涼

(しんりょう)[秋]

秋になって初めて感じる涼しさ。

言い換え(傍題):涼しさ、涼新た

この季語の俳句フォト:5句

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俳句フォトエッセイ

本を読む楽しみ喜び涼新た

若者の本離れが言われて久しい。若者だけではなく、ぼく自身にしても昔と比べると本を読む量は激減している。我が家から歩いて3分の木月キッチンで毎月読書会が催されている。先日初めて参加した。「短歌と俳句の本を読む会」だったからだ。何冊かの詩集や句集を持参した。詩集『我が家に天使がやってきた』服部剛詩集『二の舞』上手宰詩集『愛しあふ男女』小山正孝句集『保健室登校』福本啓介句集『給食のおばさん』北大路翼どの本も参加者の中で話題となった。楽しい2時間だった。初参加の一人の青年がいた。「どうして参加されたのですか?」という問いに次のような答えが返ってきた。「8月1日から突然読書にハマったんです。

俳句フォトエッセイ

新涼や読経の響く九品仏

都政新報8/25付「暮らしを楽しむ俳句フォト」45自由が丘駅前の再開発が進んでいる。来月にも新しい商業ビルが開業するらしい。その自由が丘に降りて、ふと九品仏に行きたくなった。大井町線の九品仏駅からは目の前だが、自由が丘から歩いてもそれほどの距離ではない。九品仏川を埋め立てた緑道をのんびり歩けば15分ほどだ。九品仏とは、九体の阿弥陀如来が安置されたところから来た名前だが、正式には「九品山唯在念佛院浄真寺」という浄土宗のお寺である。境内は別世界だ。一本足を踏み入れると蝉の鳴き声が急に大きくなる。楓の緑が広がり、参道に覆いかぶさる。本堂の横に立つ大銀杏は世田谷区の名木100選に選ばれているそうだ。

俳句フォトエッセイ

新涼や新聞記事のアレやコレ

最近は新聞の購読者が大きく減っているという。確かに自分の周りを見ても新聞をとっている人の方が少ない。ぼくが教員として現役だった頃は、「明日は習字があるから新聞紙を持ってくるように」と何のためらいもなく、子どもたちに指示していた。今はとてもそんなことは言えないだろう。そういう自分にしても、新聞をとっているとはいえ、読まない日の方が多くなった。ネットやテレビのニュースで大体のことはわかるからだ。久しぶりに新聞をじっくり読んだ。読んだというより、眺めたという感じだろうか。すると、妙な記事に目が行く。まず目についたのは「郵便維持へ縮減案0-配達減らしポスト削減」という記事だ。

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涼しさに戸惑つてゐる木曜日

台風が過ぎたというのに、今日も雨模様だ。それに涼しい。本来なら「残暑厳しき折」なのに最高気温が30度にも届かない日が続いている。今週いっぱいこんな天気が続くらしい。地震があった熊本が猛暑続きだというのに、申し訳ない気分だ。温暖化による気候変動とは一直線に暑くなるということではなく、変動が激しくなり予測不能な事態が徐々に起こるということなのだろう。ふと子供の頃を思い出してみる。もちろんクーラーはない。蚊帳を吊って寝ていた。平屋だったせいもあるだろうが、雨戸を閉めて寝ていた。扇風機はかかっていたかもしれない。日によっては汗だくで寝ていたこともあるだろう。

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 新涼の工場夜景てふ穴場

川崎駅からバスで約20分。ここは、川崎区水江町である。運河の向こう側には東亜石油や日本触媒の工場の灯(あか)りが広がっている。暗い空が燃え上がるかのようだ。しばらく眺めていたら、後ろから足音がドヤドヤと聞こえてきた。観光バスが着いたのだ。工場に囲まれたこの場所は、今や工場夜景見学ツアーの中心になっている。いしだあゆみさんの「ブルー・ライト・ヨコハマ」をご存じだろうか。150万枚売れた伝説的なヒット曲である。1968年発売というから今から半世紀以上前の話だ。作詞の橋本淳さんは、この曲のモチーフにしたのは「川崎の工業地帯の青白い灯り」だったと語っている。