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新涼や新聞記事のアレやコレ

小山正見

最近は新聞の購読者が大きく減っているという。確かに自分の周りを見ても新聞をとっている人の方が少ない。
ぼくが教員として現役だった頃は、
「明日は習字があるから新聞紙を持ってくるように」
と何のためらいもなく、子どもたちに指示していた。今はとてもそんなことは言えないだろう。
そういう自分にしても、新聞をとっているとはいえ、読まない日の方が多くなった。ネットやテレビのニュースで大体のことはわかるからだ。
久しぶりに新聞をじっくり読んだ。読んだというより、眺めたという感じだろうか。すると、妙な記事に目が行く。
まず目についたのは「郵便維持へ縮減案0-配達減らしポスト削減」という記事だ。手紙も葉書も書かなくなったのだ。しばらく前なら「とんでもない」と思っただろうが、この時代、やむを得ないと思う。
次に目に入ったのは「23区新築マンション2.6億円」という記事だ。いくら資材が高騰しているとはいえ、これでは普通の人はまるで手が出ないだろう。
「ヘンリー英王子一家で帰国報道」という記事もある。どうでもいい話だが、新聞を読むと色々なことに目が行く。
「香港独立系書店都内でブックフェア」という記事も。
大きくも小さくも、社会は常にさまざまな場所でうごめいているのだ。
「大波小波」というコラムでは小林恭二の『三鬼』という小説を紹介していた。俳人の西東三鬼を中心に戦前の俳句界を描いた小説らしい。面白そうだ。これは読まねばならない。早速Amazonで予約した。