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秋に降る雨。冷たく、寂しい趣がある。

季語秋の雨

(あきのあめ)[秋]

秋に降る雨。冷たく、寂しい趣がある。

この季語の俳句フォト:3句

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俳句フォトエッセイ

秋の雨炭酸泉の湯の加減

【銭湯紀行】20元住吉今井湯今井湯は我が家から一番近い銭湯である。取り上げるのは2回目である。歩いて15分だ。しかし、なかなか家から出かける気にならない。この日は、武蔵小杉で行われている椿句会の帰りに寄った。椿句会は、今回で648回目。月に一回として、54年の歴史を持つ。数年前Nさんに頼まれ、指導を引き受けることになった。会の伝統で6句出し、8句選が続いている。ぼくが始めたのは、毎回の句会報を書くことぐらいだ。久しぶりの今井湯に入って驚いたのは、券売機が新たに設置されていたことである。今はこの方式が銭湯の主流になっている。番台で金銭を取り扱わない方が安全で、管理も楽だからだろう。

俳句フォトエッセイ

秋の雨滝沢修の蘇る

被災した熊本は猛暑が続いているというのに、東京は例年になく雨が多い。それに気温が低い。にもかかわらず、カフェや電車の中は冷房ががんがん効いている。居場所がないので、早々に引き上げることにした。帰る途中新宿を通った。紀伊國屋書店に演劇のチラシが置いてあった。何気なく手に取るとこまつ座の公演だ。こまつ座の公演には何度足を運んだことか。ご存じのようにこまつ座は井上ひさしの作品を上演している。『兄おとうと』の演出は鵜山仁。今も第一線で活躍しているのだ。懐かしい名前だ。その隣にもう一枚チラシがあった。樫山文枝の名前がある。「ん?」「やはり、そうだ!」隅に劇団民藝公演とある。

俳句フォトエッセイ

カナリアの姿の消へて秋の雨

ブレーメン商店街の一画である。隣はアイスクリームのサーティワン。その隙間にいつもあったカナリアの籠がない。もう数日経つ。以前は、鳴き声がよく聞こえてきた。時々は籠の中を覗き込んだ。写真に撮ったこともある。カナリアの寿命はおよそ10年である。ひょっとすると・・・おそらく、もう姿を見ることはないだろう。西条八十に「歌を忘れたカナリア」というな詩があった。歌を忘れたカナリアは象牙の船に銀のかい月夜の海に浮かべれば忘れた歌を思い出すカナリアは、美しい抒情の象徴のようだ。カナリアの和名は金糸雀。かよわく、はかなく、傷つきやすいものを連想させる。炭鉱の中にカナリアを持って入ったというのは、有名な話だ。