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奉納の絵馬の重なり梅の宮

小山正見

東京には梅の名所がたくさんある。
しかし、その代表格は湯島天神だろう。ここは学問の神様菅原道真を祀る神社である。
「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな」
の歌はあまりにも有名である。
メトロ千代田線の湯島駅から「学問の道」と書かれた懸垂旗を辿ると天神石坂下に出る。ここを登ると湯島天神の境内だ。折からの受験シーズン。平日でも訪れる人は多い。高校生らしいグループもいれば、老夫婦の姿もある。
境内の奉納棚は合格祈願の絵馬が山盛りだ。本人が書いたものも、両親の願いを込めた絵馬もある。中には予備校の先生方の絵馬もあった。
梅の花がこれから開く。これでみなが合格できれば何も言うことがないのだが。

都政新報2/3付の「暮らしを楽しむ俳句フォト」18です。