俳句フォトエッセイ2025.05.04探せども日本蒲公英群生地小山正見蒲公英(たんぽぽ)には、日本蒲公英と西洋蒲公英があることはよく知られている。見分け方も多くの人が知っているだろう。花を支える総苞片(そうほうへん)という部分がぴったりくっついているのが日本蒲公英、反り返っているのが西洋蒲公英である。その他にも違いがある。開花時期も違う。日本蒲公英は春にしか咲かないが、西洋蒲公英の方は一年中咲く。町中で咲いているのは大概西洋蒲公英である。日本蒲公英は野山や自然の残る土地に行かないとなかなか見られない。つまり、西洋蒲公英の方が繁殖力が旺盛なのだ。西洋蒲公英が日本に入って来たのは明治時代と言われているが、今では圧倒的多数が西洋蒲公英だ。日本蒲公英は探すのに苦労する。それに最近は交雑種も増えているらしい。蒲公英の別名を「鼓草」ということはご存知だろうか?この名前は蒲公英の茎を細かく裂くと反り返って鼓(つづみ)のような形になることから名付けられたらしい。「たんぽぽ」の名前の「たん」も「ぽぽ」も鼓を叩く音に由来しているという説も有力だ。今度の日曜日27日は「俳句フォト」の今年度最初のイベント、王禅寺吟行である。そこで、下見に行ってきた。王禅寺に来たのは、昨年から数えて四回目だ。何度来ても良い。広大な王禅寺ふるさと公園は心が和らぐ。王禅寺柿の原木があることで有名な王禅寺の風情もなかなかだ。今回は、それに加えて普段は公開されていない琴平神社の内殿を見せていただけることになっている。案内をしてくださるS先生のおかげだ。琴平神社とぼくはどうやら赤い糸で結ばれていることに気がついた。東京新聞川崎版に連載している「小山正見のかわさき俳句フォト」の隣の広告は、いつも琴平神社なのだ。今頃気が付いて笑ってしまう。自然が残っている王禅寺近郊は今新緑に満ちている。写真のように蒲公英の群生も見られる。満開の石楠花に包まれた家もある。それにお弁当はパンのふみちゃん特別料理「ビリヤニ」だ。今からそわそわしてしまう。
蒲公英(たんぽぽ)には、日本蒲公英と西洋蒲公英があることはよく知られている。見分け方も多くの人が知っているだろう。花を支える総苞片(そうほうへん)という部分がぴったりくっついているのが日本蒲公英、反り返っているのが西洋蒲公英である。
その他にも違いがある。開花時期も違う。日本蒲公英は春にしか咲かないが、西洋蒲公英の方は一年中咲く。町中で咲いているのは大概西洋蒲公英である。日本蒲公英は野山や自然の残る土地に行かないとなかなか見られない。
つまり、西洋蒲公英の方が繁殖力が旺盛なのだ。西洋蒲公英が日本に入って来たのは明治時代と言われているが、今では圧倒的多数が西洋蒲公英だ。日本蒲公英は探すのに苦労する。それに最近は交雑種も増えているらしい。
蒲公英の別名を「鼓草」ということはご存知だろうか?
この名前は蒲公英の茎を細かく裂くと反り返って鼓(つづみ)のような形になることから名付けられたらしい。
「たんぽぽ」の名前の「たん」も「ぽぽ」も鼓を叩く音に由来しているという説も有力だ。
今度の日曜日27日は「俳句フォト」の今年度最初のイベント、王禅寺吟行である。そこで、下見に行ってきた。王禅寺に来たのは、昨年から数えて四回目だ。何度来ても良い。
広大な王禅寺ふるさと公園は心が和らぐ。王禅寺柿の原木があることで有名な王禅寺の風情もなかなかだ。
今回は、それに加えて普段は公開されていない琴平神社の内殿を見せていただけることになっている。案内をしてくださるS先生のおかげだ。
琴平神社とぼくはどうやら赤い糸で結ばれていることに気がついた。東京新聞川崎版に連載している「小山正見のかわさき俳句フォト」の隣の広告は、いつも琴平神社なのだ。今頃気が付いて笑ってしまう。
自然が残っている王禅寺近郊は今新緑に満ちている。写真のように蒲公英の群生も見られる。満開の石楠花に包まれた家もある。
それにお弁当はパンのふみちゃん特別料理「ビリヤニ」だ。
今からそわそわしてしまう。