俳句フォトエッセイ2026.07.27夏の夜を揺らす綺世のシュートかな小山正見W杯、鬼門と言われた予選第二戦を日本は圧倒的な強さで乗り切った。これまでの日本とは明らかに違う。4点をもぎ取り、ピンチらしいピンチもなかった。上田綺世のシュートには惚れ惚れした。選手個々の身体能力でもチュニジアに引けを取らないのではないか。日本時間午後1時の試合開始から最後まで、結局見続けてしまった。実は、ぼくは中継を見るのは好きでない。緊張するからだ。極端に言えば、ぼくが見ていると負けそうな気がするのだ。臆病なのだろう。サッカーを見るといつも思い出す話がある。体育館までテレビの延長コードを伸ばし、全校で応援したこすげ小学校での経験だ。日韓W杯のトルコ戦だった。都教委の「いやしくも教員たるもの勤務時間中にテレビを見ることはまかりならん」という通達に反発したかったのだろう。子供たちと一緒にした「日本チャチャチャ」の掛け声が楽しかった。しかし、ぼくは熱狂的なファンが好きではない。みんなというわけではなく、ほんの一部に過ぎないだろうが、いわゆる「推し」のように、人生を賭けてしまっている人もいる。「上田綺世が死ぬほど努力したことと、自分が努力したこととは別の話だ。」上田の栄光は自分の栄光ではない。上田のような努力は誰にでもできるものではない。しかし、人生は自分にできることを一つ一つ積み重ねていくしかない。
W杯、鬼門と言われた予選第二戦を日本は圧倒的な強さで乗り切った。これまでの日本とは明らかに違う。4点をもぎ取り、ピンチらしいピンチもなかった。上田綺世のシュートには惚れ惚れした。選手個々の身体能力でもチュニジアに引けを取らないのではないか。
日本時間午後1時の試合開始から最後まで、結局見続けてしまった。
実は、ぼくは中継を見るのは好きでない。緊張するからだ。極端に言えば、ぼくが見ていると負けそうな気がするのだ。臆病なのだろう。
サッカーを見るといつも思い出す話がある。
体育館までテレビの延長コードを伸ばし、全校で応援したこすげ小学校での経験だ。日韓W杯のトルコ戦だった。都教委の「いやしくも教員たるもの勤務時間中にテレビを見ることはまかりならん」という通達に反発したかったのだろう。
子供たちと一緒にした「日本チャチャチャ」の掛け声が楽しかった。
しかし、ぼくは熱狂的なファンが好きではない。みんなというわけではなく、ほんの一部に過ぎないだろうが、いわゆる「推し」のように、人生を賭けてしまっている人もいる。「上田綺世が死ぬほど努力したことと、自分が努力したこととは別の話だ。」
上田の栄光は自分の栄光ではない。
上田のような努力は誰にでもできるものではない。しかし、人生は自分にできることを一つ一つ積み重ねていくしかない。