俳句フォトエッセイ2026.10.26夢があり微笑みがあり秋澄めり小山正見感泣亭には、色々な教室がある。先日はお花の教室があったが、俳句初心者セミナーに始まり、気功呼吸法、それに詩の教室やAI講座まである。「どいさんの楽しい書の教室」は現在月2回、第4水曜日と日曜日に行われている。写真は、そこで作られた作品の一つ。個人で大きい作品を書く機会はなかなかないのでやってみようということらしい。今回はモナリザの絵まで添えられている。大胆極まりない。ぼくも土井さんに習った。多くの書道の教室では、お手本を見て、なるべく同じように書き、先生が手直しする指導法をとっている。中学校の時は習字が嫌で嫌で仕方なかった。先生に「小山君の字は書きたくないことをアピールしているようだ」とまで言われてしまった。ところが土井さんは、全く違う。何かに似せて書くのではなく、本人の字を宝物のように大切にする。「下手な字はない」というのが土井さんの考え方だ。字の良さを褒め、ちょっとした癖には改善のヒントをくれる。褒められて自信を持って書くと字に勢いが出て、さらに良くなる。その人の字の良さを認めることが出発点だ。だから、型にはまらないぼくだけの字が生まれる。長年の癖が染みついた大人には、何ともありがたい指導法だ。ぼくは気を良くして、自分の書いた字を額に入れた。そうしたら、さらに見栄えがする。「字が下手」という生涯のコンプレックスもどこかに吹き飛んでしまった。70年以上付き合った自分の字が少し好きになった。この句の季語秋秋澄むあきすむ秋、大気が澄みわたり、遠くまではっきり見えること。「秋澄む」の俳句フォトをもっと見る(3句)俳句フォト歳時記
感泣亭には、色々な教室がある。先日はお花の教室があったが、俳句初心者セミナーに始まり、気功呼吸法、それに詩の教室やAI講座まである。
「どいさんの楽しい書の教室」は現在月2回、第4水曜日と日曜日に行われている。
写真は、そこで作られた作品の一つ。
個人で大きい作品を書く機会はなかなかないのでやってみようということらしい。
今回はモナリザの絵まで添えられている。大胆極まりない。
ぼくも土井さんに習った。
多くの書道の教室では、お手本を見て、なるべく同じように書き、先生が手直しする指導法をとっている。
中学校の時は習字が嫌で嫌で仕方なかった。先生に「小山君の字は書きたくないことをアピールしているようだ」とまで言われてしまった。
ところが土井さんは、全く違う。何かに似せて書くのではなく、本人の字を宝物のように大切にする。
「下手な字はない」というのが土井さんの考え方だ。
字の良さを褒め、ちょっとした癖には改善のヒントをくれる。
褒められて自信を持って書くと字に勢いが出て、さらに良くなる。
その人の字の良さを認めることが出発点だ。だから、型にはまらないぼくだけの字が生まれる。長年の癖が染みついた大人には、何ともありがたい指導法だ。
ぼくは気を良くして、自分の書いた字を額に入れた。そうしたら、さらに見栄えがする。「字が下手」という生涯のコンプレックスもどこかに吹き飛んでしまった。70年以上付き合った自分の字が少し好きになった。