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煌めきを我がものとして年の暮

小山正見

 クリスマスのイルミネーションが話題になったのは、1980年代の原宿だった。1km以上の欅並木を数十万のライトで装飾。観光客も訪れ、交通渋滞が起きるほどだったという。
 その後、イルミネーションはLEDの普及とともに各地に広がった。名所はいくつもあるが、その一つが丸の内の仲通りだ。
 欅並木がすべて、シャンパンゴールドのライトで統一され、通り全体が金色のトンネルのようである。
 出店も多い。キッチンカーもあれば、クリスマス関係グッズを売る店、アンティークショップもある。帝国ホテルのブースでは、クリスマスのお菓子「シュトーレン」も販売されていた。
 イルミネーションの始点の東京駅前では結婚式の前撮りが盛んだ。順番待ちをしている花嫁さんの肩がいかにも寒そうだった。
 「丸の内イルミネーション2025」と題されたこのイベントは、来年の2月まで行われるが、年内は夜中の0時まで点灯されるそうだ。
 丸の内の艶やかな光の中で一年を振り返ってみてはどうだろう。

都政新報12/23付
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