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ほんのりと色をつけをり桜の枝

小山正見

3月から感泣亭で、新たにお花の教室が始まることになった。初回は3月20日(金)(春分の日)に行う予定である。
桜の枝は、お花教室の先生からいただいたものである。
既にほのかに蕾が色をつけている。
ますます感泣亭に文化の香りが漂うことになる。
毎月第4火曜日の「サロンde感泣亭」では、香りやカービングのミニ講座もあるが、定例で「土井伸の楽しい書の教室」「詩人服部剛の言葉の部屋」「初心者俳句セミナー」「読書会」「気功教室」などが行われている。
今月の末には好評だった「A I講座」の2回目も予定されている。
「感泣亭」とは聞き慣れない名前だが、元々は、詩人であったぼくの父•小山正孝が自分の書斎につけたものだ。正孝の専門は中国文学で杜甫の口語訳にも取り組んだ。恐らく、その過程で見つけ、気に入った言葉なのだろう。
この感泣亭を「スペース」として構想したのは、妻の邦子だった。生協パルシステムに勤めていた邦子は、退職後「町の台所」と称する地域の人たちが集える場所を作ることを夢見ていた。
これを現実の形にしてくれたのが立原道造が構想したヒヤシンスハウスを別所沼に建てた建築家佐野哲史氏を中心としたチームだった。
父は立原道造と親交があり、極めて強い影響を受けた。その事を考えると感慨深い。
2013年からコロナが流行る前、2020年1月まで感泣亭のお食事会は続けられた。妻の病状は徐々に悪化したが、妻の友人のFさんやTさんの献身的なご努力のお陰で乗り切ることができたのだ。
同時にこの期間にOさんが中心になり、オレンジカフェも開催された。
コロナの時期は全てが止まったが、再開されて今がある。
妻は今グループホームにいるが、妻の夢を実現することは、ぼく自身の夢でもある。
ぼくに残された時間もそれ程あるわけではないが、今後感泣亭を第一に考えて生活していきたいと考えている。