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イベント開催報告:俳句フォト深川吟行 ~俳聖 松尾芭蕉ゆかりの地を巡るツアー~(11月16日)

2025年11月16日(日)、俳句フォトの会では「俳句フォト深川吟行~俳聖 松尾芭蕉ゆかりの地を巡るツアー~」を開催しました。

当日はやわらかな雲が流れる明るい晴天となり、会員の皆さま、一般参加の方々とともに、深川の自然や歴史に触れながら俳句フォトを楽しむ一日となりました。

清澄庭園では、冬空の光や池の景色、季節の草木に目を向けながら撮影を楽しみました。
石橋を渡ったり、植物を観察したりと、参加者それぞれが思い思いに撮影ポイントを探し、深川ならではの風景に触れていました。

昼食は、地元で長く親しまれている割烹みや古で名物「深川めし」をいただきました。
店先での記念撮影では笑顔があふれ、参加者同士の交流も深まっていきました。

午後は芭蕉稲荷神社や芭蕉庵史跡展望庭園を巡り、芭蕉ゆかりの地を訪ねました。
芭蕉記念館では、スタッフの方から芭蕉の事績を丁寧にご紹介いただき、当時の風景を思い浮かべながら熱心に耳を傾けている様子が印象的でした。

吟行の締めくくりとして、その日撮影した写真にその場で俳句を添え、句会を行いました。
会員・一般の枠に関わらず、その場で感じたことを素直に詠み、33句の俳句フォト が誕生しました。
どの作品にも、その日の深川での発見や、撮影時の気づきが生き生きと表現されていました。

みんなで選ぶ最優秀賞には、Mさんご夫妻(M・Nさん/M・Mさん)の二作品が同点で選ばれました。
M・Nさんの作品は、冬空を舞う青鷺の鋭い眼差しを捉えた作品で、力強さが感じられました。
M・Mさんの作品は、水面に揺れる落ち葉を緋鯉と見間違えた一瞬を詠んだ句で、柔らかな発見が魅力でした。

小山賞には、Wさんの作品が選ばれました。喧騒を離れ、足元の落ち葉にふと目が向くやさしい視点が伝わる作品でした。

深川の風景と芭蕉の足跡をめぐりながら、撮影と作句をともに楽しむことができ、参加された皆さまからも「良い一日だった」との声をいただきました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

次回の俳句フォト吟行でも、皆さまとお会いできることを楽しみにしています。

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