俳句フォトエッセイ2026.05.29原宿はつくづくお洒落風薫る小山正見【銭湯紀行】その10原宿 小杉湯原宿暖簾からしてお洒落である。ここは、小杉湯原宿。明治通りとの交差点、東急プラザ「ハラカド」の地下一階にある。「こんなところに銭湯が!」と思ってしまう。開店したのは2年前だ。浴室のペンキ画は伝統的な富士山。「ナカジマ 2024.3.28」のサインがあった。この銭湯を紹介していたテレビ番組を見たことがあるので、いつか来てみたいと思っていた。それが、今日というわけだ。前にも書いたことがあるが、ちょうどこの場所に祖父の家があった。父もここで育った。従って、この銭湯は小山家ゆかりの銭湯なのである。お風呂そのものはこぢんまりしたものだ。ミルク風呂、熱湯、水風呂の三つの浴槽だけでサウナはない。熱湯は44度、ミルク風呂は41.5度、水風呂は18度と温度表示があった。高円寺にある古い銭湯小杉湯を引き継いでいるらしい。熱湯は時々の趣向が凝らされている。この日はよもぎと唐辛子の湯だった。ぼくは熱いのは苦手だが、体に良さそうなので申し訳程度に浸かった。シャンプーもボディソープも上等そうなものが常備されていたが、料金は、他の銭湯と変わらず550円である。お湯から上がって気がついたのは、小杉湯を出たところが広いリラックススペースになってことだ。漫画本の本棚が並び、コンセントもついたワーキングスペースのような場所もある。テーブルでは仕事の打ち合わせをしているグループもいれば、隅で寝転がっている男の子もいる。お洒落なカフェがそのまま銭湯に姿を変えたかのような印象すら受けた
【銭湯紀行】その10
原宿 小杉湯原宿
暖簾からしてお洒落である。ここは、小杉湯原宿。明治通りとの交差点、東急プラザ「ハラカド」の地下一階にある。
「こんなところに銭湯が!」
と思ってしまう。開店したのは2年前だ。浴室のペンキ画は伝統的な富士山。「ナカジマ 2024.3.28」のサインがあった。この銭湯を紹介していたテレビ番組を見たことがあるので、いつか来てみたいと思っていた。それが、今日というわけだ。
前にも書いたことがあるが、ちょうどこの場所に祖父の家があった。父もここで育った。従って、この銭湯は小山家ゆかりの銭湯なのである。
お風呂そのものはこぢんまりしたものだ。
ミルク風呂、熱湯、水風呂の三つの浴槽だけでサウナはない。熱湯は44度、ミルク風呂は41.5度、水風呂は18度と温度表示があった。高円寺にある古い銭湯小杉湯を引き継いでいるらしい。
熱湯は時々の趣向が凝らされている。この日はよもぎと唐辛子の湯だった。ぼくは熱いのは苦手だが、体に良さそうなので申し訳程度に浸かった。
シャンプーもボディソープも上等そうなものが常備されていたが、料金は、他の銭湯と変わらず550円である。
お湯から上がって気がついたのは、小杉湯を出たところが広いリラックススペースになってことだ。漫画本の本棚が並び、コンセントもついたワーキングスペースのような場所もある。テーブルでは仕事の打ち合わせをしているグループもいれば、隅で寝転がっている男の子もいる。
お洒落なカフェがそのまま銭湯に姿を変えたかのような印象すら受けた