2026年5月17日(日)、俳句フォトの会5月例会「新緑を詠もう 綱島公園吟行」を開催しました。参加者10名での開催となりました。
当日は青空の広がる絶好の吟行日和。午後1時、綱島駅に集合した一行は、緑あふれる綱島公園へと向かいました。



公園に入るとすぐ、緑に包まれた遊歩道が続きます。木々の間から差し込む初夏の光、沿道に彩りを添えるサツキの花——歩き始めた早々から参加者それぞれがスマートフォンを手に足を止める場面が続きます。
子どもたちの元気な声が響く中、緑陰でくつろぐ人々の姿も見え、初夏の公園ならではの穏やかな賑わいが広がっていました。





公園内の展望デッキからは新緑に覆われた綱島の街が一望できるこの場所で、スマートフォンを高く掲げて撮影する参加者、眼下に広がる緑をじっくりと見渡す参加者——それぞれが初夏の眺めと向き合いました。






スギ・ヒノキが立ち並ぶ「綱島市民の森」へと足を進めます。梢をそっと揺らす薫風、竹林の青々とした静けさ、古木の幹の荒々しい肌、木漏れ日が地面に落とす光と影、枝先にそっとついた小さな実、葉の上をせわしなく動く虫——じっくり目を凝らすほど、森は無数の表情を見せてくれます。参加者が一斉にしゃがみ込んで足元に見入る場面も、この吟行ならではの光景です。







公園を出た後は街中へも足を延ばし、沿道に咲くバラや路傍の草木にもレンズを向けながら感泣亭のある元住吉へ。


吟行を楽しんだ後は、感泣亭に戻り、いよいよ俳句フォトの制作に入ります。それぞれが撮影した写真と向き合い、五・七・五の言葉を練ります。にぎやかだった外とは打って変わり、静かな空気の中、俳句に向き合う真剣なまなざしが会場を包みました。



今回は新緑の綱島公園を詠んだ俳句フォトは28の句が出来上がり、句会が行われました。参加者それぞれの視点でとらえた作品はとても多彩で、小山正見による句評と、参加者自身による句の解説や他の方の作品への感想など、穏やかで心豊かな時間を皆で共有しました。
句会の中で小山正見が語った言葉が印象的でした。「俳句は言葉の垢落とし」——余分な言葉をそぎ落とすことで、かえって伝わるものが増える。その言葉は参加者それぞれの胸にしみわたったようで、合評の場にはいつになく静かな深みのある空気が漂っていました。
初心者の方からご経験者まで、それぞれの感性が光る素敵な例会となりました。初夏の公園で生まれた作品の数々は、参加者それぞれの眼と心が結晶したかけがえのないものでした。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
次回の俳句フォト吟行でも、皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
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