【初心者歓迎】俳句フォトの会 会員申込はこちら

俳句フォト

俳句フォトエッセイ

秋の雨炭酸泉の湯の加減

【銭湯紀行】20元住吉今井湯今井湯は我が家から一番近い銭湯である。取り上げるのは2回目である。歩いて15分だ。しかし、なかなか家から出かける気にならない。この日は、武蔵小杉で行われている椿句会の帰りに寄った。椿句会は、今回で648回目。月に一回として、54年の歴史を持つ。数年前Nさんに頼まれ、指導を引き受けることになった。会の伝統で6句出し、8句選が続いている。ぼくが始めたのは、毎回の句会報を書くことぐらいだ。久しぶりの今井湯に入って驚いたのは、券売機が新たに設置されていたことである。今はこの方式が銭湯の主流になっている。番台で金銭を取り扱わない方が安全で、管理も楽だからだろう。

俳句フォトエッセイ

秋の雲高層ビルや二辰小

二辰小とは、江東区立第二辰巳小学校のことだ。先日俳句の研修会で久しぶりに訪れた。実は、ぼくは、30代のほとんどをこの学校で過ごした。二辰小は最近50周年を迎えたそうだが、ぼくが勤務したのは、10周年の頃。つまり40年も前のことだ。業平橋の自宅からバスを乗り継いで通勤した。豊洲の工場の間を通り、運河に架かった橋を越えると忽然と辰巳の都営の大団地が現れた。当時は僻地だったのだ。ある時雪が降り、バスが不通になった。その時は40分ほどかけて東西線の木場駅まで歩いた。今は深川ギャザリアになっている藤倉電線の工場のわびしい裸電球がいい思い出だ。今ではすっかり様変わりした。

俳句フォトエッセイ

閉店まで粘る輩や秋灯し

この日もカフェの閉店まで粘った。4時間は居ただろうか。図書館でものを書いたり、本を読んだりすればいいのに、どうもあの堅苦しい静寂が苦手だ。感泣亭には、父の残した立派な書斎があるし、スペースもある。冷暖房は自分の具合にあわせられるし、好きな音楽を聴ける。よほど便利だとは思うのだが、何だか落ち着かない。思い出してみると、ぼくの「書斎」の半分は喫茶店だった。最初は、浅草のフラミンゴだ。この店は国際通りにあり、今でも2階のバーは残っているはずだ。お神輿で有名な宮本卯之助商店の一つおいた隣にあった。鮮やかな緑色の壁に大きな絵がかかっていた。前金制で濃いフランス風のコーヒーが出てきた。

俳句フォトエッセイ

食パンは日本の文化豊の秋

朝食は、コメダで取ることにした。写真のようにコーヒーを頼むとトーストとゆで卵が付いてくる。カフェ・オレセットにすると570円だが9枚綴チケットを購入すると400円台で食べることができる。この厚切り食パンのトーストは、昔ながらの喫茶店のモーニングではおなじみだ。ところが、このモーニングセットはスターバックスにはない。タリーズにもない。サンドイッチやクロックムッシュはあるが厚切り食パンのトーストはメニューにないのだ。ドトールにはサンドイッチ風のモーニングはあるが、ここにも厚切りトーストのモーニングはない。どうしてだろうと気になった。ヨーロッパを見てみよう。

俳句フォトエッセイ

厄日めく空の蒼さや慰霊堂

9月1日は「震災忌」であり「厄日」ともいわれる。立春から数えて二百十日目にあたり、台風が襲来することが多い時期でもあるからだ。今年は、関東大震災の発生から103年を迎える。関東大震災はM8.2の本震の5分後にもM7.3の余震が追い打ちをかけたという。死者・行方不明者は10万5千人に上ったが、その9割近くが火災による犠牲者だった。地震発生が昼時で多くの家庭でかまどや七輪の火を使っていたこと、木造家屋が密集していたことも被害を大きくした。東京都慰霊堂のある横網町公園(旧被服廠跡地)だけで3万8千人以上が亡くなったとされている。横網町公園に入ると蒼い空に慰霊堂が聳えていた。

俳句フォトエッセイ

爺婆のカップルばかり稲の秋

寺家ふるさと村のレストラン「寺家乃鰻寮」にいる。献立は、鰻が中心だが、天ぷらや蕎麦もある。この日のサービスランチははまちの漬け丼だった。鰻重は流石に高いので、その半分ほどの値段の「鰻丼」を食べることにした。久しぶりの鰻だ。昼時とはいえ、バス停からも離れているのに、次々に客が入ってくる。その客がほぼ例外なく、年配のカップルなのだ。平日の昼間にこうやってデートを楽しんでいる年配の仲の良い夫婦もそれなりにいるのだ。なんだかほっこりした気分になる。9月20日(日)に俳句フォトの会の吟行を「寺家ふるさと村」で実施することになっている。この日は、その実地踏査というわけだ。

日程変更 延期開催10月25日(日) みんなで楽しむ俳句フォト ~実りの里山を詠む 寺家ふるさと村~お知らせ

【日程変更・10月25日開催】俳句フォトの会 吟行 ~寺家ふるさと村~

【日程変更】台風のため延期した9月20日の吟行を、10月25日(日)にあらためて開催します。9月分でお申し込み済みの方も、お手数ですが下記フォームからあらためてお申し込みください。刈り入れを終えた田と、色づきはじめた雑木林。横浜・青葉区の里山、寺家ふるさと村で、カメラと五・七・五を携えて歩きませんか。昼食をはさんで句会を行います。

俳句フォトエッセイ

新涼や読経の響く九品仏

都政新報8/25付「暮らしを楽しむ俳句フォト」45自由が丘駅前の再開発が進んでいる。来月にも新しい商業ビルが開業するらしい。その自由が丘に降りて、ふと九品仏に行きたくなった。大井町線の九品仏駅からは目の前だが、自由が丘から歩いてもそれほどの距離ではない。九品仏川を埋め立てた緑道をのんびり歩けば15分ほどだ。九品仏とは、九体の阿弥陀如来が安置されたところから来た名前だが、正式には「九品山唯在念佛院浄真寺」という浄土宗のお寺である。境内は別世界だ。一本足を踏み入れると蝉の鳴き声が急に大きくなる。楓の緑が広がり、参道に覆いかぶさる。本堂の横に立つ大銀杏は世田谷区の名木100選に選ばれているそうだ。

台風接近に伴う荒天のため延期。俳句フォトの会 9月例会 ~実りの里山を詠む 寺家ふるさと村~お知らせ

【延期】9月20日(日)俳句フォトの会 吟行 ~実りの里山を詠む 寺家ふるさと村~

台風接近に伴う荒天のため、2026年9月20日(日)に予定しておりました「俳句フォトの会 9月例会吟行~実りの里山を詠む寺家ふるさと村~」は、開催を延期いたします。参加者の皆さまの安全を第一に考えての判断です。楽しみにしてくださっていた皆さま、ご準備を進めてくださっていた皆さまには、直前のご案内となりましたことを心よりお詫び申し上げます。あらためての開催について 2026年10月25日(日)に開催が決まりました(9時20分青葉台駅集合)。9月分でお申し込み済みの方も、お手数ですが告知ページのフォームからあらためてお申し込みください。

俳句フォトエッセイ

幽霊にまみえし納涼歌舞伎かな

都政新報8/18付「暮らしを楽しむ俳句フォト」44友人から誘いがあり、二つ返事で歌舞伎座に向かった。「牡丹灯籠」の一幕見だ。八月の歌舞伎座は納涼歌舞伎で怪談物がよくかかる。歌舞伎座は久しぶりだ。若い頃はよく観に行ったが、改築されてからは初めてかもしれない。改築前の一幕見は当日券のみで列に並ばなければならなかった。今は当日券もあるが、前日から予約ができるらしい。「牡丹灯籠」は、三遊亭圓朝の人情噺が元になっている。死んでも恋する女の執念と金や色に迷う人間の欲を描いた話だ。ぼくが観たのは、第二場。演じる役者は若手が中心だが、幸四郎が三遊亭圓朝など二役を演じている。