『青波』の余韻七月終わりけり
封筒が届いた。田中拓也先生からである。中身は歌集。先生の最新の歌集『青波』だった。田中先生とお目にかかったのは、江東区時代である。記憶は定かではないがコロナの前だったと思う。確か、先生は都立城東高校で教鞭を取られていたはずだ。一回学校俳句研究会の集まりにおいでになったことがある。次にお目にかかってのは、立川にある都立立川国際高校附属小学校での授業の際だった。先生は国際高校へ転勤されていた。そして、授業を見に来てくださったのだ。先生の歌集『青波』には、コロナ下を含むこの5年の作品が収録されているが、先生はその間に、お父様、お母様を亡くされ、そのテーマが歌集の中心にあった。










